はてなブックマークのホッテントリになっていた。
かわいそうな名前をつけられた動物の話。
この「ニセ○○○○」というのは動植物名としてはわりと多く用いられているもので、動物図鑑などをめくるとそこかしこにニセ○○○○を見つけることができる。適当に列挙してみると――、ニセモクズガニ、ニセクワガタカミキリ、ニセフジナマコ、ニセイガグリウミウシ、といった調子である。なにが悲しくて、ナマコやウミウシごときのニセモノにならなくてはいけないのか。彼らは、いずれも生まれたときからニセモノ人生を決定付けられている。どう頑張ってみても、彼らは決してホンモノにはなれないのだ。これを悲劇と言わずして何と言おう。
それを言うならば哲学史に名を残した思想家であるにもかかわらず、偽者扱いされている偽ディオニシウス・アレオパギタや偽ロンギヌスもだいぶかわいそうだと思った。
思ったのだが、Wikipedia - 偽ディオニシウス・アレオパギタ によると、
『ディオニシオス文書』(Corpus Aeropagiticum)といわれる一連の文書の著者と同定されている。この著作はもともと自らを『使徒行伝』に現れるアテネの「アレオパゴスのディオニシオス」と名乗っていたが、中世以降その成立年代が特定され、「偽」という名前をつけて呼ばれるようになった。
つまり偽ディオニシウス・アレオパギタは自業自得だそうだ。
偽ロンギヌスはどうなのか。
その後これはヴァティカン蔵のより古い稿本によって“Διονυσίου ’ή Λογγίνου” (「ディオニュシウスないしはロンギヌスの」) の誤読と判明、著者は結局不明となったままであるが、ロンギヌスの名があまりにも流布してしまったため、現在でも「偽ロンギヌス」Pseudo Longinusの著として通用しているものである。prof.Fの西洋建築史講義
無実らしい。
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