すべて実在するのである

はてなブックマークのホッテントリになっていた。
かわいそうな名前をつけられた動物の話。

この「ニセ○○○○」というのは動植物名としてはわりと多く用いられているもので、動物図鑑などをめくるとそこかしこにニセ○○○○を見つけることができる。適当に列挙してみると――、ニセモクズガニ、ニセクワガタカミキリ、ニセフジナマコ、ニセイガグリウミウシ、といった調子である。なにが悲しくて、ナマコやウミウシごときのニセモノにならなくてはいけないのか。彼らは、いずれも生まれたときからニセモノ人生を決定付けられている。どう頑張ってみても、彼らは決してホンモノにはなれないのだ。これを悲劇と言わずして何と言おう。

それを言うならば哲学史に名を残した思想家であるにもかかわらず、偽者扱いされている偽ディオニシウス・アレオパギタ偽ロンギヌスもだいぶかわいそうだと思った。

思ったのだが、Wikipedia - 偽ディオニシウス・アレオパギタ によると、

『ディオニシオス文書』(Corpus Aeropagiticum)といわれる一連の文書の著者と同定されている。この著作はもともと自らを『使徒行伝』に現れるアテネの「アレオパゴスのディオニシオス」と名乗っていたが、中世以降その成立年代が特定され、「偽」という名前をつけて呼ばれるようになった。

つまり偽ディオニシウス・アレオパギタは自業自得だそうだ。


偽ロンギヌスはどうなのか。

その後これはヴァティカン蔵のより古い稿本によって“Διονυσίου ’ή Λογγίνου” (「ディオニュシウスないしはロンギヌスの」) の誤読と判明、著者は結局不明となったままであるが、ロンギヌスの名があまりにも流布してしまったため、現在でも「偽ロンギヌス」Pseudo Longinusの著として通用しているものである。
prof.Fの西洋建築史講義


無実らしい。

コメント(3)

# David B.

Very well! Are you dudes agree with me? When I read it I was like: oh man!Sounds great! This is just what I was searching for! All is true, and checked, I’m sure.

(2008/04/ 7 3:27)
# Canvas Prints

Many times I tried to figure out, what are people talking about here and what they mean by saying stuff like that. And I realized that they just don’t have a clue about the topic themselves. It’s kinda strange. Anyway I have to say that you mast understand, what’s really doing on to comment things. Otherwise you will look and sound stupid.

(2008/04/ 9 19:28)
# car insurance

good site!

(2009/02/ 8 14:49)

コメントする

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: アレオパギタ

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.at-akada.org/mt/mt-tb.cgi/17

著者について

赤田敦

nightly[at]at-akada.org

紹介: about

ホーム: at-akada.org

-> 携帯電話用

なかなか更新されないときは...

-> 赤田ブログ生成器

2009年2月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28