- 『意味と目的の世界』
ルース・ギャレット・ミリカン(著), 信原幸弘(訳)
勁草書房、2007
まだあまり読んでいないのだが、本書はルーマニアンの人にお勧めできるものだと思う。彼女は、「(言語まで含めた)慣習を、進化論的に捉えてみましょう」という議論を展開しており、これは「構造を進化論的に捉えましょう」というルーマンの立論とも重なり (つつ異なる) 点が多い。
一方で、人間の意味的慣習までをも動物の慣習的行動の延長上に捉えてしまうこの議論を、自分のなかでどう位置づけてよいのかよくわからないでいる。だからこそなおさら、社会学の人々がこれをどう読むのかが知りたい。
信原幸弘(編)
勁草書房、2004
信原幸弘(編)
勁草書房、2004
上の本の「バイオセマンティクス」および、下の本の解説論文が入門としてよろしいらしい (が、私はどちらも読んでいない)。
関係ないが、このシリーズは一巻が「人間篇」で人間をテーマにした論文が載っている。二巻は「ロボット篇」でロボットをテーマにした論文が載っている。三巻は「翻訳篇」なので、当然の類推として、「翻訳をテーマにした論文が載っているのだろう」と私は思っていた。しかし、実は「翻訳論文を載せる巻」であったことが今日明らかになった。
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>実は「翻訳論文を載せる巻」であったことが今日明らかになった。
私はその本を立ち読みして、「翻訳を論じていないと感じるほど高度な内容なのか?」と数秒間焦ったことがある。
』 (2007/04/28 0:28)シリーズの各タイトルを見て、「人間、ロボットときて、『翻訳』というのはバランスが悪いな」と感じ、頭をひねっったあげく、「ははあ、さては人間側とロボット側の両極を紹介した後、両者の翻訳を論ずるという趣旨だな」というシリーズ構成まで脳内で出来ていたので大変ショックでした。
』 (2007/04/28 7:55)