■ 買った本
買ったのはちょっと前だけど。カート・ヴォネガット追悼特集号だよ。
■ メモ
豊洲のがすてなーにに行ったよ。しかし「ガスってなに」ということについてはさっぱりわからなかったので、一応検索してみたよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%82%B9
ガス (Gas) (瓦斯は当て字)は気体全体のことを指す。
と書いてある。
しかしがすてなーにでガスと呼ばれていたのは、「天然ガス」「都市ガス」などのことらしかった。
この用法における「ガス」は要するに「燃料になる気体」のことだと考えてよいのだろうか。少なくとも展示はそういう風にアレンジされていたようだったが。
しかしだな、がすてなーにはこの手の疑問にたいする答えを、入り口にでも掲示しておくべきではないのか。「ガスとはこれこれのものである(あるいは、「ここではこういうガスについて紹介するよ」)」という趣旨については一言も触れず、いきなりキッチンやガス管の展示を見せられても混乱するだけだろう。
そりゃ、ちょっと遊べる展示をおいておけば、子供は一応よろこんでみせるかもしれない。しかし結局それらの展示をつなぐものが何であるのかを示されないかぎり、ガスについての理解が深まることはありえないのではないか。
思うに、あれらの展示をつなぐメインのストーリーは「人間は昔からある種の気体(ガス)を燃料として利用してきたよ。われわれの身のまわりには、ガスを利用したものがたくさんあるよ(例えばキッチンだよ)。また、そうしたガスの利用を支えているのはこういう技術だよ」ということだろう。しかし、それがはっきり示されていないので、全体として「すでにガスとは何かを知っている人間」にしかつながりを理解できない展示になっていたと思う。
もっと言うとだな。ああいう展示をよしとする運営者は子供をなめているのでないか。単に展示のつくり方がまずいのだろうと思うけど、結果として「どうせ子供は理解できないだろうから、子供だましの展示でもおいておけばいいや」という態度になっているのではないか。
あるべき姿は、「ガスとは何か」についてはよく知らないけれど、まともな思考力だけは持っている人間が(つまりまともな理解力のある子供が)、考えればきちんと理解できるような展示になっていることだろう。しかしあれらの展示はそうなっていなかったと思ったよ。
■ 時間
がすてなーにについて考えすぎた気がする。
ちょっと思ったこと。
チェスタトンは、「子供は勧善懲悪の話など好きじゃないなどと言う人がいるが、子供こそ、善と悪があるべき場所にあることを好むのだ」という趣旨のことを言っていたと思う(うろおぼえだが)。
もしも私が、子供の教育を支配する教育独裁者だったならば、子供には、できるかぎり (論理的な意味でも、倫理的な意味でも) 筋の通った世界を見せたい。
長くつ下のピッピやムーミンみたいなアナーキーな筋でもいいよ。でも、筋の通らない子供だましの世界はひとつずつつぶしていくべきだ。
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