就職

なんか楽しくなってきた。




就職

研修中でいろんな部署をまわっている。先週は営業の部署にいた。

今まであまり営業の仕事の実態をイメージできていなかったが、営業とは要するにリストを管理する仕事だ、ということがわかった。


営業の人は、検索サイトなどを利用して顧客候補のリストをつくり、リストのなかの会社に順番に電話をかけてアポイントをとり、有望でない顧客はリストから外し、リストのなかの会社を訪問し、有望そうな顧客や、契約ずみの顧客は別のリストに移動する。また契約更新やたまたま近くまで来たなど、さまざまな機会にリストの会社を訪れ、つねにリストをケアしている。定期的に新しいリストをつくり、リストをアップデートすることも忘れない。ほとんどの仕事は顧客リストを中心に回転する。

今後営業の人のことを、LISP(List Processor)と呼ぶことにしたい。

1週間いただけなのに営業の本質がわかったのでひょっとすると営業に向いているかもしれない。




もよおし


わたしが所属する秘密結社遊究社の会合で抽象会というものを開いた。抽象会は抽象的な話しかしてはいけない会である。

毎回ルールは適当だが、今回はそれぞれ抽象的なテーマをあげて議論し、飽きてきたところで多数決で決定する方式をとった。


以下の問題に答えが出された。

  • 穴は回転するか?

(レコードやドーナツが回転するとき、レコードやドーナツの中心にある穴も回転しているのか)

=>回転する。

(正円でない場合のみ回転するという意見を含む)


  • コンピューターとにらめっこできるか?

(人間に対して感じるような羞恥心を感じることができるか)

=>できる。


  • 論理とは何か。

(3択)

  1. 世界のしくみである。
  2. 脳のしくみである。
  3. 言葉のしくみである。

=>世界のしくみである。


  • 科学は定義できるか?

=>できない。


  • 浮気は定義できるか?

=>できない。

* この途中ででてきた「獣姦は浮気か」という問題はちょっとおもしろかった。プラナリアをオナホールとして使用している場合は獣姦なのか?とか。


  • 人間は他人を理解できるか?

=>できない。


また、「新しい税を考えよう」というテーマで以下の税などが考えだされた。

  • 年齢税(年齢が高いととられる)
  • ページランク税(ページランクが高いととられる)
  • マイミク税(マイミクが多いととられる)
  • 都市税(都会に住んでいるととられる)



読書

ちなみに「穴は回転するか」という問題はわたしが読んでいた↓の本から取った。

春秋社、2008

加地大介(著)


「穴」の章と「境界」の章と存在論を紹介する章があるのだが、まだ穴の章しか読んでない。

当日の議論では、わたしは穴が移動することを認めた(レコードが移動すれば穴も移動する)ため、「移動を認めるなら回転も認めないといけないだろう」と、「穴は回転する派」になった。

でもそういえば、この本の著者は「穴は移動するけど回転しない」という派閥だったのだ。


なんでだったか読みなおしてみると、

  • 穴には輪郭がある(形がある)
  • でも穴の境界は穴の一部じゃない(3未満の実数などと同じで、限界はあるけど境界は含まない)
  • 穴の部分は同一性を持たない(穴が移動したとき、穴のある一部分がどこに移動したかはわからない)

という3つを認めるせいだった。

さらに著者によれば、穴とは、「ものを充填できるという機能を持った形」であるらしい。


つまり穴そのものが占める領域が移動するので、移動はありえるが、穴の一部分に固定点を置くことができないため、穴は回転できないのだ。たとえば穴の境界の壁などは回転するが、境界は穴の部分ではないし、穴の一部分に固定した点を考えられないので回転は不可能ということらしい。著者は、移動できるけど回転できないものの例として他にも「影」をあげていた。

しかし卍型の影や穴だったら、影や穴が占める領域が回転しているように見えると思うんだが、それは見かけ上だけということになるのか。卍型の穴を回転させた場合、ものを充填させる機能もそれにつれて変化する*と思うのだが、その可能性は考慮しなくていいんだろうか。

* 卍型の立体物を卍型の穴にさしこむような状況を考えられたい。穴が周囲の物体ごと回転すると、立体物をさしこめなくなったりする。




思いつき

たくさんの哲学的ゾンビが襲いかかってくる「哲学的ゾンビ映画」というのはどうだろう。

問題は、単に暴徒に襲われるだけの映画から区別しがたいところだ。




問題のオリジナリティ

みんなが悩んでいた問題に解決を出した人は当然すごい。

でも個人的には、誰も悩んでいなかった変な問題を考え出した人というのが好きだ。

たとえば「穴は回転するか」は結構好きだ。


以前わたしも修論を書いていたとき、以下のような問題を考え出した。

本来あるジャンルに属さない作品、たとえばミステリとは呼べないような作品に対しても、「『罪と罰』はミステリとしてもおもしろい」などと言うことがある。

しかし反対に、「『罪と罰』はミステリとしてつまらない」などとは言わない。そんなことを言うと変な人だと思われる。

なぜか?

この問題に気がついた人はわたし以前にはいなかったのではないか、と自負している。

難点は、「べつに非対称でもいいだろ。ふつうだろ」って言われてしまいそうなところか。




危機

シフトキーの反応が悪くなってきた。SKKユーザーとしては大ピンチである。

いざとなったらCaps Lockとシフトキーを交換しよう。

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