最近英語の勉強と趣味で、英語圏の哲学ブログを読むようにしている。日本で分析哲学に触れるブログは決して多くないが、さすがに英語圏のブログは数も豊富でなかなか盛り上がっている様子。ブログ上でもいかれた思考実験がくりひろげられてて楽しいです。

最新の話題に触れることができるし、ブログ記事だからそれほど長くもないし、英語圏のブログを読むのはおすすめです。



for English people

I want to introduce for Japanese people English philosophy blogs by this post.



どうやって哲学ブログを見つけるか

著名な哲学者のデイヴィッド・チャーマーズが哲学ブログのリンク集をつくっています。

これを見ながら適当におもしろそうなブログを見つけて、さらにそのブログのリンクなどをたどっていくといろいろ見つけられます。ただしリンク切れもいくつかあるので、ちょっと古いかもしれないです。


下で書いたPhilosphers' Carnival をチェックするのもいいかも。



グループブログ

日本ではあまり見られないが、英語圏にはなぜか学生などが集団でブログを書くグループブログというものがある。「芸術の哲学を研究している学生が書いてるブログ」とか「ミシガン大の哲学を学ぶ学生が書いているブログ」など。

当然ながら、ぜんぜん更新されないところもあるけど。

なんてもっと更新されてほしいですね。


おもしろいところではExperimental Philosphy(実験哲学)なんてのもある。

恥かしながら最近までこのExperimental Philosphy(X-Phiと略すらしい)について知らなかったのだが、心理学実験のような実験を哲学研究にも取り入れようという潮流だそうです。Wikipediaによると2000年以降にはじまった新しい動きだそうだけど、なかなか盛り上がっていて、今では50人以上も研究者がいるそう。ブログの更新頻度も高いです。


あと哲学ブログが使ってるサービスはwordpressかblogspotが多い印象。日本だとはてなとかでしょうか。



Philosphers' Carnival

哲学ブログの数が多いせいかイベントも行なわれている。Philosophers' Carnivalというものが定期的に開催され、「ベスト哲学ポスト」を決めています。Blog Carnivalというツールをつかってるみたいですね。


結構な高頻度で開催されており、2週間おきに部門ごとのベストポストを選んでいるようです。

  • epistemology
  • logic and language
  • metaphysics
  • moral philosophy
  • political philosophy
  • other

の6部門。


こちらが公式サイト。


  • ここのフィードで更新をチェックできます。

Blog Carnival - philosophers' carnival



Philosphers' Carnival#82

英語圏の哲学ブログの雰囲気を伝えるために最近のPhilosphers' Carnival#82にあげられたエントリを紹介します。ちゃんと読んでないのもあるので、紹介が適当でごめんなさい。


以下が各記事の紹介エントリ。

(毎回ホストを持ち回りにして、受賞したエントリの紹介をしているようです)。

Philosophy, et cetera: Philosophers' Carnival #82


↓以下からがCarnivalにあげられたポストです。

笑った表情や怒った表情に薬品で固定して、それが人の感情にどんな影響を与えるかという実験の話。


内省しなくても自分の心について知識を得ることができるという話。


哲学史。プラトンの教育論について。


哲学史。哲学と喜劇の関係。


哲学史。バークリーの話。ごめんなさい、この辺の哲学史の話ほとんど読んでない。


2つの物体の衝突はありえるかという話。このトピックは『穴と境界』でも紹介されてたなー。

このPossibly Philosphyというブログは、わりとハードな論理の哲学とかMetaphysicsのいかれた思考実験が多く、更新頻度も高めでおもしろいです。むずかしいけど。


錯覚論法や水槽の中の脳論法による懐疑主義をどうやって論破するかという話。


帰納の新しい謎(グルーのパラドックス)の解決について考えてみた話。ツンデレとは関係ない話みたいですね。

ほとんどがグルーのパラドックスの紹介で最後に少し、自分で考えた解決が示唆されています。


科学における分類の話。性質による分類と名前だけの分類とか。これはおもしろかったです。


バイアスの話。peer disagreementというのは同等の立場の2人が非同意になることのようですね。知識の哲学方面の話なのかな。ちょっと知識がない&英文読解があやしくてあまり把握できてないです。

コメント(3)

# かみき

面白そうですねー。誰か翻訳ブログをやらないかな・・・。

(2008/11/28 18:24)
# at-akada

さすがに勝手に翻訳したらまずそうですねー。今度余裕があればまた、個別の記事の紹介記事も書いてみます。

(2008/11/29 2:23)
# Mike

A great resource - many thanks!

(2009/01/ 5 16:05)

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赤田敦

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